大学生がマイカー感覚で車を利用するのであれば車のサブスクサービスがおすすめです。
しかし、レンタカーやカーシェアなど、車を借りられるサービスはたくさんあり、車のサブスクを利用するメリットやデメリットが分からないという方も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では大学生が車のサブスクを利用するときのメリットやデメリット、利用の流れについてご紹介していきます。
最後におすすめのサービスについても紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
車のサブスクは大学生でも利用できる?
車のサブスクサービスは、車の免許を持っていれば利用できるサービスです。そのため、未成年の大学生であっても車サブスクは利用することができます。
ただし、一部の車のサブスクサービスでは年齢制限が20歳以上と定められているものや、未成年の場合は「保護者同意書」が必要になるものがあるため、免許を持っていたとしても利用できない場合もあります。
また、大学生や短大生が車のサブスクサービスを利用する場合は、安定した収入を得ている家族や親族などの「連帯保証人」が求められる場合が多いため、安定した収入を得られていない学生が利用するときは連帯保証人になってくれる方を探すところから始めましょう。
大学生が車のサブスクを利用するメリット
大学生が車のサブスクを利用するメリットは下記の8つです。
- 費用を抑えて車に乗ることができる
- 車を自由に選ぶことができる
- サブスクの期間を選ぶことができる
- 利用までがスムーズに行える
- 時間の制限なく出かけることができる
それぞれ詳しくご紹介していきます。
費用を抑えて車に乗ることができる
車のサブスクは、車を購入して所有するときに発生する各種税金や自賠責保険料、車検、メンテナンスなどの費用が月額料金に含まれているため、毎月の支払いを抑えて車に乗ることができるのです。
車を購入すると、納車時に税金をまとめて支払うときにまとまったお金が必要になることや、新車購入から3年後、以降2年ごとに車検を受ける必要があるため、まとまったお金が必要になるなど、車を所有していると定期的にまとまったお金が必要になります。
しかし、車のサブスクであれば税金や車検にかかる費用は月額料金に含まれているためまとまったお金が必要ないのです。
車を自由に選ぶことができる
車のサブスクでは、メーカーやグレード、カラーなどさまざまな種類の車を自由に選ぶことができます。
中には中古車や海外メーカーの車を取り扱っている車のサブスクサービスもあるため、車が好きな方であっても満足のいく車を選ぶことができるはずです。
ただし、車種によって月額料金も変化するため、無理のない範囲で車種を選ぶことが大切になります。
サブスクの期間を選ぶことができる
車のサブスクは、ご自身の都合に合わせて契約期間を選ぶことができます。
大学生や短大生は大学卒業と同時に就職することが多いですが、勤務地が遠方になってしまうと車のサブスクの車検や整備を受けることができないこともあるため、学生が長期間利用することは懸念点が多いのです。
しかし、車のサブスクサービスの中には1年単位で契約期間を選べるだけではなく、数ヶ月の短期契約ができるサービスもあるため、大学生の4年間や大学卒業までの2年間などの短い期間だけ利用することもできます。
利用までがスムーズに行える
車のサブスクは、一般的に車種選び・契約・納車までのすべての工程をオンラインで完結できるサービスが多いため、利用までが非常にスムーズに行うことができます。
また、本来自分で行うべき税金関係や自賠責保険などの手続きも車のサブスク側で行ってくれるため、専門的な知識がなくても簡単に車を借りることができるのです。
ただし、任意保険への加入や車庫証明の用意など、一部の手続きに関しては自分で行わなければいけないものもあります。
時間の制限なく出かけることができる
車のサブスクはマイカー感覚で利用できるため、カーシェアやレンタカーのように返却時間を意識しながらお出かけする必要はありません。
友人との旅行などで返却時間を意識しすぎてしまうと楽しめないこともありますが、車のサブスクであればその心配は無用です。
大学生が車のサブスクを利用するデメリット
- 基本的に途中解約ができない
- 走行距離制限がある場合がある
- 契約方法によって内容が大きく異なる
基本的に途中解約ができない
車のサブスクは基本的には途中解約することができず、万が一ご自身の都合で途中解約をしなくてはいけない場合は残りの契約期間で支払う予定だった費用を違約金として請求されてしまいます。
違約金は一括払いとなり、まとまったお金が必要になりますが、万が一支払えない場合は連帯保証人に迷惑がかかることになるため、しっかりと将来のことを考えて契約するようにしましょう。
走行距離制限がある場合がある
車のサブスクでは、契約満了時の車両の価値を保つために走行距離制限が設けられている場合もあります。
走行距離制限は月間1,000kmや年間10,000kmといったようにサービスによってもさまざまですが、頻繁に車でお出かけする場合は走行距離制限をオーバーしてしまうこともあり、契約満了時に追加費用が発生してしまうこともあるため注意が必要です。
契約方法によって内容が大きく異なる
車のサブスクには、契約満了時の車の価値を月額料金から差し引いている「オープンエンド方式」と、車の車体本体費用も月額料金に加算される「クローズドエンド方式」の2つの契約方法があります。
一般的に「オープンエンド方式」のほうが月額料金は安くなりますが、キズや走行距離に応じて契約満了時に追加費用を精算することが必要です。
一方で「クローズドエンド方式」は、契約満了時に残価を精算する必要はありませんが、月額料金がやや高くなります。
少しでも月額料金を安くしたい場合は「オープンエンド方式」、契約満了時にまとまったお金が用意できないという方は「オープンエンド方式」というように選んでみてもいいでしょう。
大学生が車のサブスクを利用するときの審査の流れ
大学生が車のサブスクを利用するときの審査の流れは下記の7ステップです。
- Step1.車を選ぶ
- Step2.月額料金を確認する
- Step3.審査を受ける
- Step4.契約内容を確認する
- Step5.車庫証明を取得する
- Step6.契約書を記入する
- Step7.納車されるのを待つ
それぞれの流れについて詳しくご紹介していきます。
Step1.車を選ぶ
まずは車サブスクの公式サイトから好きな車を選びます。
サービスによっても取り扱い車種が異なるため、月額料金とともに複数のサービスを比較検討してみましょう。
Step2.月額料金を確認する
乗りたい車を選択することで、税金や保険などの費用を含めた月額料金をシミュレーションすることができます。
また、オープンエンド方式で契約する場合は車の残価についてもチェックすることが可能です。
Step3.審査を受ける
実際に契約する前に、車のサブスクを利用できるかを審査されます。
一般的な信用機関に審査されることもあれば、サービス独自の審査基準を設けている場合もあるため、審査の基準に関しては一定ではありませんが、基本的に大学生は事前に連帯保証人をお願いしておきましょう。
Step4.契約内容を確認する
審査に通過すると車のサブスクから契約内容の確認をする電話がかかってくるため、より詳細や契約内容を確認しましょう。
Step5.車庫証明を取得する
車のサブスクを利用するためには、車を保管する場所を保有していることを証明する「車庫証明」を取得する必要があります。車庫証明は警察署で取得することができます。
【関連記事】車サブスクは車庫証明が必要?発行までの手順や費用、期間を解説
Step6.契約書を記入する
車のサブスクを利用できる条件をすべて満たしたのであれば、送付されてくる契約書類を記入して返送しましょう。
契約書類を返送した段階で契約が完了となります。
Step7.納車されるのを待つ
車のサブスクのサービスによって納車までの期間は異なりますが、新車であれば1ヶ月〜3ヶ月ほどかかる場合が多いです。
また、人気車種であればそれ以上待つことも珍しくありません。
大学生におすすめの車サブスクサービス〇〇選
車サブスクは大学生でもマイカーのように車を利用できる
この記事では、大学生が車のサブスクを利用するときのメリットやデメリット、利用の流れについてご紹介してきました。
金銭的な問題から車を購入したくても購入できないという大学生は多いですが、車のサブスクであれば費用を抑えた月額料金でマイカーのように車を運転することができます。
ぜひ、この記事を参考にして車のサブスクを活用してみてください。